2025年12月3日水曜日

人権講話

12月1日(月)の朝に、人権擁護委員の方をお招きし、人権講話を行いました。

人権委員の方は、1700年前にトルコで生まれたシンタクラースのお話をしてくださいました。シンタクラースは、クリスマスのサンタさんのモデルになったといわれる人物です。

ある貧しい男には3人の娘がいて、娘を売らなければ生活していけなくなりました。そのことを知ったシンタクラースは、夜中に男の家の暖炉の近くにかかった靴下に金貨を入れたのです。金貨のおかげで娘は売られることなく、その後無事結婚することができた、というお話です。

シンタクラースのように、八小の子どもたちも周りの人に対して思いやりや優しさ、労りの気持ちをもってほしい、そしてそんな気持ちをもてるような人権標語を書いてほしいとお話してくださいました。

お話をもとに、子どもたちは人権について考え、標語を書きます。そして各学級3名分の人権標語が南校舎の階段に掲示されます。子どもたちがどんなことを考え、どのような標語が出来上がるか楽しみです。