10月13~16日、5・6年生と一緒に「歯周病の予防」について勉強しました。歯周病とは何か?という基礎知識から、自分の歯肉の観察、歯垢の付き具合はどうか?正しいブラッシング方法を実際に行いました。とても真剣に取り組んだ子供たち。今回の授業から、「みがけているつもりだった」「もっとていねいに磨こうと思った」などたくさんの感想が出ました。
10月22日、秋の歯科健診を行いました。春の歯科健診では、虫歯のある児童が160名もいましたが、今回の結果では、81人に減っていました。また、歯みがきの仕方のチェックでは、「きれいにみがけています」と判定された児童は、168人ととてもうれしい結果がでました。
10月23日。歯科健診の結果についての事後指導として、国分寺市学校保健部で作成したビデオを元に、自分の結果を振り返りました。自分の歯は、どのあたりが汚れているのか?どんなふうにみがけばいいのか?詳しく書いてある結果になっています。今後の歯みがきの参考にしてほしいです。
4月から取り組んでいる歯みがき指導ですが、給食後の歯みがきは定着してきています。みがき方は、まだまだ十分とは言えませんが、少しずつではありますが効果が表れています。今後も、子供たちが口腔内の健康について、興味関心をもち、歯みがきの大切さを理解して、正しい歯みがきの仕方が身につくように指導していきたいと思います。歯みがきは、学校だけの取り組みでは、良い効果は生まれません。家庭の協力があってこそ、うまくいくものと考えます。ぜひ、御家庭でも、子供と一緒に歯の健康について取り組んでいただければと思います。
養護教諭 高木亜紀