身長測定のたびに、「背筋を伸ばしていないと、たくさん背が伸びない。」という話をしてきましたが、普段の生活の中で、具体的に「どんな姿勢が悪い姿勢につながるのか」、「姿勢が悪いとどんなことが起こるのか」を指導しました。
まず、机に向かう時、ほうづえをついていないか、体や頭が曲がっていないか、机に顔を近づけすぎていないか・・・。
椅子に座った時は、浅く座っていないか、足がぶらぶら動いていないか、足組みをしていないか・・・。
自分は大丈夫だ!と感じている児童に手をあげさせたら、少数の手しかあがりませんでした。
では、姿勢が悪いとどんなことが起こるのか?
内臓が圧迫され、血の流れが悪くなり、酸素を取り込む量が減り・・・そうすると、酸欠状態になった脳が頭痛を招いたり、集中力の低下や、運動能力の低下など、よくない連鎖が起こり始めます。
また、猫背になることで、背が伸びにくくなったり、座っている時には机に顔が近づいてしまうので、視力低下にもつながります。
子どもの背骨はまだやわらかいので、今しっかり癖づけることで、大人になった時にも健康に生活できます。お家でも声をかけてあげてください。