このブログでは日常の教育活動を紹介したり、様々な情報(臨時休校、時差登校、行事の延期等)をお知らせしたりしていきます。

2025年3月3日月曜日

八小付近の地形、自然、生活文化の観察会

3月2日(日)に「八小付近の地形、自然、生活文化の観察会」を行いました。ご指導いただくのは、3年生がハケの学習でいつもお世話になっている「ハケの自然を守る会」の皆様です。八小の児童と保護者、地域の方、そして教員も参加して、八小付近に残る歴史や文化、自然の様子を学びました。

稲荷神社の本殿の近くには、「タラヨウ」という木がありました。これは「郵便局の木」として知られ、葉に尖ったもので字を書くと茶色く浮かび上がり乾燥しても残るため、切手を貼れば郵送できるそうです。不思議ですね。



観音寺では、「川崎平右衛門謝恩塔」を見学しました。川崎平右衛門さんは、多摩地方の新田開発やいろいろな地域の治水に貢献した代官で、様々なアイデアで活躍した人物なのだそうです。馬を供養する馬頭観音像もありました。



昔の暮らしの様子が分かる地域のお宅にもお邪魔しました。玉川上水の分水の胎内堀から水を引いていたそうです。敷地内には、蔵や養蚕のための建物などもあり、坂を上ると畑があります。ずいぶん昔には、八小の子どもたちがこちらのお宅で、大きな籠を背負って落ち葉かき体験をし、芋粥をごちそうになっていました。



最後は、ハケの林の観察です。木々の冬芽が膨らんでいました。もうすぐ春ですね。


「ハケの会」では、一緒にハケの授業のサポートをしてくださる方を募集中だそうです。次年度にも観察会を企画中とのことですので、また是非ご参加ください!

ご指導いただいた「ハケの自然を守る会」の皆様、ご参加いただいた児童・保護者、地域の皆様ありがとうございました。