10月15日 第2回 学校保健委員会を開催いたしました。お忙しい中、たくさんの皆様に参加していただきまして、ありがとうございました。
学校保健委員会とは、児童の健康に関する問題を学校・家庭・地域・関係機関で協議し、児童の健康の保持増進を図ることを目的としております。
今回の学校保健委員会は、久里浜医療センター ネット依存治療部門 臨床心理士 北湯口 孝先生をお招きして、「ネット依存とは~子供の生活とネット依存~」をテーマにご講演していただきました。ネット依存の基礎的な知識から、実態、症状、起きている問題などについてお話していただきました。
スマートフォンの普及から、誰でも簡単にインターネットを使用できる時代になり、インターネットゲームを使用する子供の数も多くなっております。実際、久里浜医療センターのネット依存外来にも、中高生だけでなく、小学生の患者も増えてきていると聞きました。「ネット依存」という言葉は、あまり聞きなれていない言葉ですが、近い将来大きな問題に発展することが予想されます。ネット依存から子供を守っていく必要があります。小学生の時から、インターネットに関する正しい知識をもち、正しい使い方ができるよう指導していくことが重要であると強く感じました。今回の講演内容を、ぜひ、ご家庭でも話題にされ、この機会に、「我が家のルール」のひとつとし、インターネットの使い方について、話し合っていただければと思います。
次回の学校保健委員会は2月28日(火) 国分寺市健康福祉課の歯科衛生士 高橋さんをお招きして、「歯科保健」についてご講演していただく予定です。ぜひ、ご参加ください。