10月12日(水)には、国分寺市のボランティア活動センターの方々と、保護者の皆さんにお手伝いいただき、高齢者の擬似体験をさせていただきました。
利き手と利き足におもりをつけ、前に重心がかかるようにおもりが入ったリュックを背負い、白内障を想定したサングラスをかけました。また耳栓をしたり、手の指を2本ずつテープで巻いたりして、高齢者の体の不自由さを体験しました。
その状態で音楽を聞いたり、教科書を読んだり、階段を上り下りしたりしました。
体験を終えた子供たちは、
「ひざがあまり曲がらないので、転んだら危ないなと感じました。」
「階段を上り下りする時が一番怖かったです。」
「僕たちは、この体験が終われば自由な体になるけれど、高齢者の方はずっとこの状態が続くので、大変だなと思いました。」
「これからは、困っているお年寄りの方がいたら、声をかけてあげようと思います。」
という感想が聞かれました。
3学期には、車いす体験も行う予定です。
これらの体験を通して、自分と違う人に対しても偏見なく、思いやりの気持ちをもって接する気持ちを育んでほしいと願っています。