今年も、3年生のハケの学習が始まりました。4月25日の様子です。
「ハケの自然を守る会」の石崎先生が教室にいらっしゃいました。そして「ハケ探検マップ」を提示しながら、この日に歩く道順を説明してくださいました。
「どうやらハケにはタヌキの家があるらしい…」教室がざわつきます。
「ハケの自然を守る会」の他のメンバーの方々も参加してくださいました。
ハケに入るときには、大事な三つの約束があります。
①持ち込まない ②持ち出さない ③傷つけない
これを守って学習します。
八小の正門を出てすぐのお宅の門を入ると、坂があります。
八小や道路がある場所は「ハケ下」、坂の上を「ハケ上」、そして坂の途中はまさに「ハケ」と呼ばれます。
ハケ上には、竹林があります。そこには、玉川上水の分水である中藤分水(なかとうぶんすい)が昔、流れていた場所があります。今は水は無く、大きな穴がぽっかり開いています。そこがタヌキの家です。今もタヌキの家族が住んでいるそうです。(ハケの研修の時には、タヌキのトイレ〈糞をする場所〉を見せてもらいました。)竹林には、筍がたくさん顔を出していました。
ハケには、たくさんの樹木があります。今回はその中のいくつかを紹介してもらいました。そして、木の様子を観察したり、触って確かめたりしました。
シラカシ、イロハモミジ、͡コナラにヤマザクラ。
「身近にこのような豊かな自然があるということは、とても幸せなことなのです。感謝の気持ちをもって、楽しく学んでいきましょう。」
担任の先生のお話を、3年生のみんなは真剣に聞いていました。